かなり浸透してきたふるさと納税ですが、まだまだ便利な使い方を知らない人がたくさんいらっしゃいます。

ふるさと納税の返礼品って自宅以外にも送れるの?

そうなんです。実家やお世話になった友人、単身赴任先など自由に設定できますよ。
返礼品の送付先は自宅以外にも設定できます。
私はこのことを知ったとき衝撃を受けました。
便利すぎませんか??
今回は、ふるさと納税歴6年のちゅうこが、自宅以外に返礼品を送ることのメリットデメリットについてお話しします。
目次をクリックするとその項目へ移動できます。
気になる項目からどうぞ~
メリット4選
メリット1 お中元・お歳暮の代わりとして活用できる

だんだんお中元やお歳暮などを贈ることは少なくなっていますが、まだまだ感謝の気持ちを伝える行事として残っていますよね。
全国各地の美味しいものを先方に召し上がっていただけるのはすてきなことです。
自分のお気に入りの自治体や名産品が、お世話になった人のお気に入りになるかも知れません。
何かを買って包装して郵送する手間もかからないですし、デパートでならんで、カタログで商品を選び、1件ずつ住所をボールペンで書く必要もありません。
ただし、デパートの包装紙にはなりませんし、ふるさと納税サイトからの送付になりますので、TPOをわきまえる必要はあるかもしれません。
メリット2 大量の生活用品は実家へ配送

トイレットペーパーやお米など、年末に一気に寄付をすると大量に送られてきて大変なことになります。
我が家はマンションで、実家は戸建てで部屋が余っています。
だったら、一時保管してもらおうということで。
返礼品もそうですが、コストコなどでキッチンペーパーを買ったときなども自宅に帰る前に実家に寄って置いてきます。
なくなったら実家に取りにいけば、両親の安否確認も出来ますしね。
メリット3 家族や友人に美味しいものをオススメできる

これ美味しいな、大切なあの人に食べて欲しいなと思ったとき、「ふるさと納税の返礼品でもらったものだから気にしないで」とスマートに渡すことができます。
これから年末年始、親戚が実家などに集まることも多いと思います。
我が家はお世話になるお礼に実家におせち料理を送っておきます。
おせちは冷凍のものが多いです。
自宅に郵送してもらって実家へ持って行くと傷んでしまうかも知れないので、直接配送してもらえるのはとても便利ですよね。
そして、ほとんど自分たちで食べてくるんですけどね。
メリット4 子どもの下宿先や単身赴任先へ直接配送すると便利

荷造りして郵送するとお金も手間も結構かかります。
子どもが好きなものを冷凍のまま届けたり、単身赴任先で必要なものを手配できるのは便利です。
ご主人が単身赴任されているなら、毎晩の晩酌のビールなどを送るとお仕事がんばれるかも知れないですね。
デメリット4選
デメリット1 寄付のお礼状や返礼品の販売を目的としたチラシなどが送付される可能性も

生産者さんは生産物の送付先が寄付者の住所かどうかわからないですよね。
送付先の住所が実家だったり、友人宅なんてこともあるかも知れません。
生産者さんとしては、せっかく利用してくれた人に継続して利用して欲しい。
ですから、我が家には、たまに寄付先の自治体から海鮮などの斡旋チラシが送られてくることがあります。
もちろん、寄付者でなくても一度利用している人は購入者になってくれる可能性が高いと思いますが、そこは寄付者の意図することではないですよね。
このことでちょっと嫌な印象を持たれてしまうことになりかねません。
デメリット2 受取の確認やタイミング調節が難しい

基本的なことですが、送った人と送られた人が違うと無事受け取れたかどうかの確認がしづらいです。
ふるさと納税は日時指定を出来ないものも多く、友人に送ったものが1ヶ月後に届くこともあるでしょう。
普段から交流のある友人ならいいのですが、お中元お歳暮でなどで利用する場合は、こちらから「届きました?」なんて聞くのも変ですよね。
デメリット3 住所を間違えて依頼するリスクがある

ふるさと納税の送付先は自宅にされている方が多いと思います。
気をつければいい話なのですが、人間なのでケアレスミスもありますよね。
私も娘の下宿先へ送ろうと思って、自宅に送ってしまったことがあります。
また、住所は間違えずに変更しても、「配達伝票に寄付者様の名前を印字する」にチェックを入れ忘れると、誰からの贈り物かわからなくなってしまいます。
気をつけましょう。
デメリット4 応援の気持ちを共有することは難しいかも

ふるさと納税は、頑張ってほしい自治体やお世話になった自治体に寄付して応援するもの。その応援に対して自治体の感謝が返礼品という形で届くものですよね。
しかし、返礼品だけ受けとった人は、その商品が育まれた自治体に思いを馳せることはほぼないでしょう。
寄付をした時点で応援の気持ちは伝わっているのでいいのですが、返礼品は「よりその自治体のファンになって欲しくて贈られているもの」だと私は思っています。
その気持ちはちょっとだけ不完全燃焼気味になるのかも知れません。
まとめ 言うまでもなくガンガン便利に使える機能です
私が言うまでもなく、ふるさと納税の返礼品を別の住所へ送付することは便利機能です。
いくつかの注意点はありますが、気をつければ済むレベルのものばかり。
ぜひ、ガンガン利用して便利に使いましょう。
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